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モヒカン族(モヒカンぞく)は、インターネット上の議論における論客の一類型を表すインターネットスラング。 モヒカン族についての観察と考察は主にはてなグループ上のmohicanグループで展開され〔はてなグループ mohicanグループ 〕、自由国民社『現代用語の基礎知識2006』の「はてなダイアリーキーワード100」にも選ばれた。 == 特徴 == モヒカン族の類型は、インターネットあるいは他のコンピュータネットワークの古い利用者の文化に似る。はてなグループ mohicanにおけるモヒカン族宣言などによると、以下のような特徴を持つ。 * 技術的知識に優れ、それらの知識を当然の物として扱いがち。 * 情緒的なやりとりよりは情報の交換を重視する。 * 社交辞令は抜かして端的に論点を述べることが望ましいと考える。 * ミスを指摘すること、ミスを指摘されることは悪意的なことや失礼なことではなく、間違った情報を訂正する大切な行為であると考える。 * 間違った情報を発した者には、即座に率直に真摯に訂正する習慣を身につけさせようとする。これは相手を「育てる」ことであると考えている。 * 情報に独自の解釈を加えて伝達するがごとき行為を伝言ゲームと解釈し、一律に嫌悪する。 * 発言内容こそが重要であり、発言した人物は重要ではない。 * 正しい情報に対して尊重する態度を持つべきである。 * 発言した人物によって受け取り方が変わるような情報であれば、その情報にはそもそも価値がない。 モヒカン族が情報の交換としての対話を重視するあまり、対話を通じて相手が感情的になる可能性を軽視すること、また間違いは積極的に訂正しようとする習慣はしばしば揉め事につながる。モヒカン族は対話の相手に対して、当たり障りのない言い回しではなく端的な指摘をする。また相手の論に間違いがあると考えればそれを1つ1つ確実に指摘しようとする。 このような執拗な指摘は、非モヒカン的な感性においては論ではなく人格に対する攻撃であると感じられることがある。そのような感性の持ち主がモヒカン族と出会うと、人格を非難する目的がなければもう少し感情を斟酌してくれるであろうと期待し、その期待を裏切られることでモヒカン族の側に悪意を見出す。その結果として感情的な不毛な論争をもたらしがちなのである。 また、他の人よりも言葉を重視し、敢えて行間を読まずに書かれていることによってのみ相手の主張を読む、という行動様式が、揚げ足をとっているように錯覚されることも多い。往々にしてモヒカン族の多くは揚げ足を取ることを目的としておらず、モヒカン族とそうでない者の衝突は、相互が相手のレベルに自分の行動様式をあわせるということをしていないだけと考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モヒカン族 (ネット用語)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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